仙台牛

第57回仙台牛枝肉共進会 第2部黒毛和種雌の部 チャンピオン 千葉和義さん

写真は長男の和浩さん。共進会当日は和浩さんが来ていた

2017年11月、仙台市中央卸売市場で行われた農林水産祭参加第57回仙台牛枝肉共進会で第2部黒毛和種雌の部 チャンピオンを受賞された生産者を紹介します。

柔和な瞳に見守られすくすくと

広く晴れた秋の日、千葉さんの牛たちを訪ねた。探るような、興味深げな眼でこちらを観察していた牛たちは、千葉さんの登場によりリラックスした表情になる。牛たちと千葉さんの信頼が見えたと思った。

「いい顔だろ!」と一番前にいる牛を愛でるように見つめる千葉さん。ざっくばらんで気さくな方だ。笑顔も考えも柔らかい。23歳から和牛飼いをはじめ、35年目になるという。先代がホルスタインからはじめ、千葉さんは牛舎も改築、増築を重ね、家の裏手と表にある。
4人の息子さんのうち3人は夫婦と共に、田と牛へ取り組み、家族総出で毎日休みなしの肥育を続けている。

掘りごたつの居間には、過去に受賞したトロフィーなどが所狭しと並ぶ。今回の受賞を祝う花も飾られ、仙台牛のプレート群が燦然と光っていた。優良な生産者の証の上には、今は立派に成長した息子さんたちの幼いころの写真が並んでいた。大らかな人柄が心地よく感じるのは人も牛も同じか。

「いい顔だろ!」と言われた愛牛。

受賞した「よしこ号」はエサの食い込みもよく、雌でも去勢牛並みに大きく育った。背や肩もボリュームのある体付きに、これは期待できるぞ・・・!と思ったという。
これからは第1部での受賞を目標に飼料の配合も工夫してゆく千葉さん。
「うちの牛肉は甘みがあるんだよ。さっと軽く炙って、何も付けずに食べてほしいね」と訪問した時と変わらぬ笑顔をこぼした。

一覧に戻る

ページの上部へ戻る