あのね仙台牛

Vol.8

ふうどばんく東北AGAINの
「Jina食堂〜みんなあがいん〜」に
参加しました!

仙台牛300人分で
バーベキュー!

8月26日、富谷市の特定非営利活動法人「ふうどばんく東北AGAIN」が主催するイベント「Jina食堂〜みんなあがいん〜」に、「仙台牛レボリューションズ」とJA全農みやぎが参加しました。この日の「お振舞い」のために、チャンピオン牛をはじめとする、とっておきの仙台牛300人分を持参し、バーベキューを担当。焼き加減にこだわった「仙台牛」を振舞いながら、みなさんとの交流を楽しみました。
「ふうどばんく東北AGAIN」は、東北初のフードバンク団体として2008年に設立。まだ価値があるのに廃棄処分されそうな食べ物を地元の方々に無償で提供してもらって、生活困窮者へお届けする活動やフードバンクの必要性を伝える出前教室・講演会など幅広い活動に取り組んでいます。

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「お振舞い」する仙台牛を準備中。
きっかけは
「SDGs学習会」でした

「ふうどばんく東北AGAIN」のイベントへの参加は昨年に続いて2回目ですが、「ふうどばんく東北AGAIN」と「仙台牛レボリューションズ」をつなぐきっかけは、「みんなでSDGsについて理解を深めよう」と、JA古川青年部が企画し、畜産農家も参加して行った学習会でした。
その中で、No.2「飢餓をゼロに」のテーマにつながるフードロスと貧困の実情についての講演で講師を務めたのが「ふうどばんく東北AGAIN」の理事・富樫花奈さんでした。

地元の子どもたちに
おいしい仙台牛を届けたい!

学習会に参加した「仙台牛レボリューションズ」の鈴木佑哉さんは、当時の想いを「フードロスも貧困も、頭では理解しているつもりでしたが、年々増加する食品ロスや貧困家庭の現状を目の当たりにして、深刻さにとてもショックを受けました。『仙台牛レボリューションズ』は子育て世代が多いので、生産者としても親としても想うところが多く、ロスを少しでも減らして地元の方々、特に子どもたちに食べてもらう機会を実現したいと思うようになりました。それが去年と今年のイベント参加につながりました」と振り返ります。

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丹精込めて仙台牛を焼く鈴木さん。
高校生ボランティアの一言に
大盛り上がり

今年のイベント参加のテーマは「仙台牛食育企画」。支援事業に登録しているご家族はもちろん、地元の多くの子どもたちに、最高級の仙台牛を味わって「宮城にこんなにすごい食材があるんだ!」と実感して欲しいという思いが込められています。実際、「仙台牛」を味わった子どもたちはみんな大喜び。普段から「ふうどばんく東北AGAIN」のボランティアとして活動している富谷高校の高校生もそのおいしさに「もう別格!」と興奮気味。子どもたちの素直な反応に微笑む鈴木さんたちでした。高校生の「ボク、将来、農業に進みたいんですよ」の一言には、鈴木さんたちも大盛り上がりしていました。

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ボランティアとして積極的に参加してくださっている富谷高校のみなさん。
子どもたちに命をいただく
意味を感じて欲しい

「ふうどばんく東北AGAIN」では、「仙台牛レボリューションズ」とのコラボをどんなふうに感じているのでしょう。副理事の髙橋尚子さんにお話を聞きました。
「子どもは肉でも魚でもスーパーマーケットに並んでいる切り身しか知らないので、切り身から生きた牛や豚や魚をイメージすることができません。命をいただいている実感がないんです。だから実際に仙台牛を育てている方たちに会って、どんな想いで、どれだけの手間ひまをかけて育てているかを直接聞ける、今日みたいな機会は美味しい体験だけでなく、とてもかけがえのない学びの場になっています」。

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「ふうどばんく東北AGAIN」副理事の髙橋さん。
新しい出会いと笑顔が
生産者のモチベーションに

「未来ある子どもたちがおいしそうに食べている姿を見られるのは生産者として何より喜び。『もっといい牛を育てよう!』と次のモチベーションになります。若い世代が農業に興味を持ってくれているという話題も聞けて大いに刺激を受けました」と話すのは「仙台牛レボリューションズ」の鈴木さん。まさにNo.8働きがいにつながっています。
「ふうどばんく東北AGAIN」の高橋さんも「次はぜひ子どもたちを、生産現場に連れていってあげたいですね。もっと生きた学びや発見があると思います」と次回への期待を寄せています。こうした交流の積み重ねが、No.17の新たなパートナーシップづくりの可能性をさらに広げてくれるかもしれません。

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訪れてくださったみなさんに、美味しい仙台牛が振る舞われた。